菅総理が民主党代表を辞退して8月29日に次の民主党代表に、野田佳彦氏が選ばれました。
最初の投票では、5人の立候補で過半数を得る候補が無く、決選投票で海江田氏が177票、野田氏が215票でした。
野田佳彦氏は、昨年の6月に菅政権の財務相として初の入閣をし、財政再建の旗振り役を務める一方、急激な円高への対応にも追われました。
現在民主党は衆議院で過半数を占めているので、衆議院の総理大臣に立候補すれば次期総理大臣に選ばれる事になります。
野田氏は、松下政経塾の1期生で、同塾出身では初の首相となります。
千葉県議を経て、1993年衆院選で日本新党から初当選し、その後、新進党から民主党に移った。2002年の民主党代表選では「若手代表」として挑んだのですが、鳩山前首相に敗れ、国会対策委員長だった06年には、「偽メール事件」で引責辞任したという過去があります。
県議を目指した1986年から20年以上、地元・千葉県内で駅頭での朝の街頭演説を続け、演説のうまさは有名だそうで、幼い頃、浅沼稲次郎・社会党委員長刺殺事件のニュースを見て、「政治家は命がけだ」と親から言われたことをきっかけに、政治家を意識するようになったと言われています。
菅総理の任期が来年9月までですから、次期総理の野田総理大臣の任期は来年9月迄で、そこで再選されれば、衆議院が解散されなければ衆議院の任期の残り1年計2年が、野田総理の任期となります。
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