超大国アメリカの次の4年間を任される大統領選挙で、民主党現職のオバマ大統領が再選されました。
優勢が伝えられていた州に加え、8州の激戦州のうち、オハイオ州を含む7州をオバマ大統領が制し、300人以上の選挙人を獲得し、大差になりました。
オバマ大統領は、シカゴの勝利宣言で、「皆さんの力によって前進する」、
「われわれは苦楽をともにするひとつの家族」、「最高の米国はこの先にある」などと語り、喝采をあびました。
TV討論で、ロムニー氏が優勢になったのですが、最後にきて災害対応などで、オバマ大統領が現職の強みで評価を高めたのが、激戦区の勝因といわれています。
今後4年間のアメリカを引っ張っていく訳ですが、下院で共和党が多数を占める、いわゆる「ねじれ議会」ですから難しいかじ取りをする事になります。
アメリカは12月になると、「財政の崖」と言われる財政問題で、日本は円安が進む事が懸念され、解散含みもあり、日本の経済も何らかの「あおり」を受ける事が予想されています。
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